イチョウの保存という面でみたとき、品種では「金兵衛」と「藤九郎」では「金兵衛」の方が適しています。
家庭用冷蔵庫や屋内で約1年間貯蔵した状態では、冷蔵庫で約1割の乾燥種子がみられました。イチョウの果肉のついた状態では5割近くの胚乳腐敗がみられます。
このとき健全果であれば十分食べることができます。また湯通しして薄皮を除去し、冷凍保存した場合は殻果貯蔵より鮮度が高くなります。
ギンナンは貯蔵中のカビの発生や胚乳および緑色の退化など品質低下が問題になりますが、方法によっては十分長期貯蔵も可能と考えられます。周年利用する方法を検討したり、粉末にしてめん類、お菓子への利用の拡大をしてゆくことも、今後のイチョウ利用の課題であると言えます。
